ヘルシオホットクックの内鍋洗いの「切り札」

ヘルシオホットクックの内鍋の内側はステンレスの生地そのままの状態となっており、コーティング等は一切施されておらず、汚れ落ちが良いとは言えません。

私自身のホットクックの使用頻度は2回/週程度で、ヘビーユーザーではありませんが、定番料理の中には、あく抜きを行う「牛すじの煮こみ」の様に、肉片と油で盛大に汚れが付着するメニューがあります。

「牛すじの煮こみ」の場合、繰り返し洗えば油は落とすことができますが、肉片の付着はかなり手ごわく、一見落ちたように見えても、手でこすって確認すると小さな肉片が付着したままであることを何度も経験しました。

小さな肉片をスポンジで落とす場合、引っ掛かりが少ないため、力を入れてスポンジの隙間をつぶしながら、かなりの力を加えないと落ちず、むしろキッチンペーパーの様に密な素材が適していることに気づいたものの、決定打とはなりませんでした。

しばらく良いアイデアが浮かばずにいましたが、ついに文字通り「切り札」を見出しました。

それは、

トランプスクレイパー

です。

見ての通り、トランプをプラスチックのカップで挟み込んだだけのものです。トランプの向きは縦でも横でも使いやすい向きで良いと思いますが、個人的には横向きが使いやすいと思います。

※トランプ(trump)は英語で、「切り札」の意味です。

材料

材料の調達は100円ショップで両方揃えることができますが、選択基準は以下の通りです。

        • トランプの素材は塩化ビニルやPVCと表示がある物(紙はだめ)
        • カップはプラスチック製の小さめでスジが深めの物

作り方

1枚のトランプを2つのカップの間に挟み込むだけです。

使い方

特に決まりはありませんが、スポンジ、ポリプロピレンの布などに洗剤を付け、ざっと汚れを落とした後、トランプスクレイパーを鍋に対して上下方向に動かして肉の小片などを掻き落とす様に使うと効率的です。(洗剤分は残っていた方が良い様です)

私の場合、何種類かのアイテムを使い分けています

        1. 洗剤を付けたポリプロピレン製汚れ落としシートでこする
        2. トランプスクレーパーで小さい固形物を落とす
        3. スポンジ(ポリウレタン)で更に固形物と油分を落とす
        4. 一旦水洗いし、フレッシュな洗剤を付けてスポンジで洗う
        5. もう一度水洗いし、フレッシュな洗剤を付け、メラミンスポンジで仕上げ
        6. 洗剤分がなくなるまで水洗いする

同じ方法で長時間洗うよりも、アイテムを変えて洗う方が効率的に思いますが、最適な方法は人により異なるかもしれません。

ホットクックは自動とは言え調理に時間はかかります。が、手は抜けます。使い倒しましょう。